遺産の運用は何に投資すべき?遺産運用に強いIFAが解説!

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「相続で受け継いだ遺産を運用したいけど、なるべく減らしたくない…」遺産の運用は神経質になりやすいとも言われます。自分で稼いだお金なら失敗しても自己責任で納得できますが、譲り受けた遺産の運用はどのように考えて運用すべきなのでしょうか。

遺産の運用は、守りの運用が基本

お金に色はない…とは言え、親族が残してくれた遺産で株式投資をして、その結果ほぼ全てなくなってしまう。という事態だけは避けたいです。

子供に運用経験がない場合は要注意

実はこれは、親に投資経験があり、子供に投資経験がないケースに多いパターンだと思います。

親が証券会社で保有していた株式や投資信託などの有価証券は、基本的には名義変更の手続きをし、相続人(子供) が引き継いでいくことになります。

その後、継続して保有し続けるのか、売却して他の銘柄を買ったり現金にして出金するのか、これはそれぞれ遺産を受け継いだ子供の判断になります。

ここで、運用の経験がないばかりに、証券会社の担当者の言いなりになってあれこれ取引した場合、これが大きなリスクになります。

遺産を運用するなら最低限の知識を身につけるべき

遺産を受け継いだ方で運用経験がない人は、遺産の金額が大きければ尚更、投資や運用の基本について知識をつけてから運用を始めることで、遺産を全て無くしてしまうようなことを防げます。

また、証券会社の担当者の言いなりにならず、リスクをコントロールしながら安定的に遺産を運用することができます。

反対に、運用について一切勉強する気がない、あるいは遺産の金額が数十万円などの少額である場合などは、全て現金化してしまう方が良いでしょう。

守りの運用の代表格「債券投資」

では、具体的に減らせない・減らしたくない遺産の運用は、何で行うべきなのでしょうか。

債券は、株式に比べると元本割れしにくい運用

債券運用とは、国や会社にお金を貸し付けて利息を得ることで、投資リターンを回収する運用手法です。

例えば、証券会社や銀行で販売している「個人向け国債」は最も有名な債券かと思いますが、日本政府が倒産(デフォルト)しない限り、元本と利息が支払われるという商品です。

貸した相手が倒産しなければ、満期まで保有することで元本は確保されるという運用なので、株式のように乱高下しにくく、元本割れのリスクが限りなく低い運用ができます。

債券投資のデメリットは?

株式に比べて安定的な運用ができる債券ですが、デメリットはリターンが少ないという点です。

例えば、先の「個人向け国債」を例にすると、年率0.28%(変動金利型10年満期/記事執筆時点)となっています。

100万円投資して、貰えるのは毎年2,800円の利息となりますので、更にここから課税されておよそ20%源泉徴収されるとなると、運用のパフォーマンスとしては少し物足らない感があります。

金利次第で外貨建て債券なども検討の余地がある

基本的には、債券の運用は高金利通貨で運用することで大きなリターンが得られます。

米国の金利が高ければ米国債、ユーロの金利が高ければドイツ国債など、投資のタイミングのマーケットに応じて、運用する債券を検討すべきです。

一方で、外貨建て債券は為替リスクなど、円建ての投資と異なったリスクがありますので、為替レートと相談しながら検討しないといけない、少し中級者向けの運用と言えます。

まとめ

大切な人が残してくれた遺産だからこそ、より慎重に運用し活用していくことが重要です。

特に、引き継いだ証券会社の資産を、よく理解していないのに言われるがまま運用することもNGです。

遺産の運用を検討している方は、信頼できるIFAを見つけ、背景を説明し運用の相談をすることが有効であると思います。

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