IFA法人(金融商品仲介業者)の選び方と、信頼できる会社のポイントを解説!

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投資の相談先として一般的になったIFAですが、IFAや所属するIFA法人も増加し続けています。

では、実際に「IFAに投資の相談をしてみよう」と考えたときに、IFAとの相性も大切ですが、IFAが所属するIFA法人が信頼できる会社であるかも重要なポイントです。

これは、IFA法人の会社としての方針が、IFAの営業に直接影響するためです。

IFA法人が多すぎる問題

IFAの人数が増え続けていますが、それに比例してIFA法人も増加を続けています。

IFAのなり手が増えたことで、IFAが独立するケースなども増え、IFA法人の登録件数も増加を続けています。

お客様の選択肢が増えるという意味では、好ましい状況と言えますが、IFAの人数に対して会社が多すぎるとも言われています。

IFA法人と所属するIFAの人数

IFA法人は、681社(記事執筆時点)登録されています。

それに対して、IFAの人数は6,000人超とも言われますので、1社のIFA法人に所属するIFAは平均で10人未満であると推測できます。

平均人数だけ見ると「そんなもんか」と感じるかもしれませんが、100人、200人というIFAが所属するiFA法人もあります。

そのため、多くのIFA法人が、5人未満の少人数の会社であるということがわかります。

大手のIFA法人なら安心?実はそうでもないケースも

大手というのも定義が難しいですが、目安として50人以上のIFAが所属している会社は、この業界では大手IFA法人と言ってもいいかと思います。

大手IFA法人でも、さまざまなタイプのIFAが所属するので、個別の営業などの面は置いておくとして…

一般的には、大手IFA法人と取引をするメリットとしては、大きく2つあると言われています。

メリット①:総合的な金融サービスを受けられる

大手IFA法人は、多くの場合で税理士法人や保険代理店などと提携関係を結んでいます。

そのため、所属しているIFAが証券だけに限らず、保険や税務などまで幅広く知識を持っているケースがあります。

所属IFAによって知識差は当然ありますが、金融に関する幅広い相談を気軽にしやすいという点は、特に会社経営者などからするとメリットかと思います。

メリット②:色々なIFAと出会う機会がある

大手IFA法人には、担当エリアや得意分野が異なる多くのIFAが所属しています。

基本的に、IFAに投資相談をする、話を聞いてみたいと思ったときに、基本的には窓口はIFA法人となります。

このとき、所属するIFAの人数が少ないIFA法人に相談すると、自分に合う相性の良いIFAに出会えない可能性があります。

きっちり仕事してくれればその辺りは気にしないというスタンスであれば関係ありませんが、IFAとは長い付き合いになりますので、選択肢は多い方が良いでしょう。

デメリット

「IFAとは個人的に仲良くしたい、フレンドリーな関係を築きたい。」など、近い距離感で付き合いをしていきたいと考えている投資家には、大手IFA法人は合わない可能性があります。

これは、お客様との付き合い方や連絡手段について、一般的に大手IFA法人の方が厳しいルールを設ける傾向があるからです。

IFAによる個人差はありますが、家族のように付き合っていきたいと考えている方は、個人経営に近い形で経営しているIFA法人の方が相性はいいかもしれません。

まとめ

大手IFA法人の方がコンプライアンスなどの面でしっかりしているケースが多く、信頼しやすいと言えます。

しかし、また別の記事で解説いたしますが、その所属するIFAが信頼できるかとなると、また別問題です。

あくまで、IFA法人は事務所としての機能しかないと考え、最終的には担当してくれるIFAの人間性、相性などで選んでいくというのがベストかと思います。

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